コーチの立場で考えた試合に出さない理由

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少年サッカー、少年野球などをやっている子供達の全員がレギュラーになれるわけではなく、試合に出られる選手は限られています。私自身が、試合に出られない子供の親であり、子供の悔しがる姿、やるせなさを肌で感じてきました。

 

うちの子が出なくて、最近入ったばかりの下級生が出るという試合もありました。また、別の日には、ゴールして得点決めたのに、後半はベンチ要因という試合もありました。

 

なんで、なぜうちの子だけと悩みました。何か陰で悪いことをしたのかとか、チームメートに嫌われているのかとか、コーチに嫌われているのかとか、ありもしないことまで考えてしまう毎日でした。試合が終わって家に帰ってからは、試合に出られないことが原因で、壮絶な夫婦喧嘩になったこともありました。子供は自分のせいで親が喧嘩しているのだと思い、泣いてしましました。子供に申し訳なくて、でも悔しくて、情けなくて、悩みました。

 

でも、試合に出られないのには、ちゃんと理由があるのです。そして試合に出られるためにできることもたくさんあると気づきました。そういったことをこのブログで少しずつ整理して書いていこうと思います。

 

さて、本題に入ります。なぜ試合に出れないのか、ちょっとコーチの立場になって考えてみました。

 

◆他の子に比べて下手

これはもう練習するしかないですね。しかも、効果的な練習を。今の時代、サッカーの練習に関するいろいろな本やDVD、無料動画などが出ています。サッカー経験がない親でも練習相手になることできます。

 

◆特徴がない

試合に出ている他の子を見ていると、足が速い、ボールを奪う、奪われないという気持ちがとにかく強い、体が強い、体が大きい、左きき、キック力がずば抜けているなどなど、何かしら特徴があります。自分の子の特徴、よいところを見つけてそれを伸ばしてあげるのもよいですね。うちの子は、気持ちだけは強いので、そこを圧倒的に伸ばしていきたいと思います。

 

◆出たいという気持ちが感じなれない

実力が同じレベルなら、出たがっている選手を出します。これは当然ですね。クールでいてよいのは、絶対的レギュラーだけです。日本代表でもそうですよね。ボーダーラインの選手は出たい出たいアピールをしています。口に出してもよいですし、ハーフタイムで必要以上にアップをするでもよいです。とにかく、コーチに伝わるようにアピールしましょう!

 

◆やる気がない

せっかく試合に出ても、ボールを追いかけない、取られても取り返そうとしない。こういう状態だとすぐに交代させられます。試合に出たら、本気で全力でボールを追いかける、走る。これを徹底させるだけでも違ってきます。

 

◆コーチの指示に従わない

これはもう試合に出る以前の問題です。サッカーはチームスポーツである以上、コーチの指示に従わないといけませんよね。いくらドリブルがうまくても、周りが下手でも、コーチがパスサッカーを目指しているなら、その指示に従うべきです。自分のスタイルに合わない、自分の良さをいかせない、もの足りないと思うか、それとも、自分が中心になってこのチームを強くするんだと思うか。私にしてみれば贅沢な悩みなので、ちょっとうらやましいですが。上手すぎて出れないということもあるのがサッカーです。

 

◆新加入選手の実力を試したい

これも仕方ないです。新加入選手を観察してよいところを盗みましょう。

 

◆コーチから嫌われている

早急に原因を探りましょう。家族会議を開くべきです。ただ、このケースはあまりないですね。他の原因ではないかもう一度考えてみましょう。