サッカー少年と中学受験
長男の中学受験について考えてみました。
いろいろ調べてみて、分かったことをまとめます。
・東京都では、小学生の25%が私立中学(中高一貫の公立含む)に進学する。
・神奈川県、京都府では、小学生の10%が進学する。
・今の時代、小学校4年生から受験勉強を開始することが多い。小5では遅い。
・学習塾の費用は、小4で年間50万円、小5と小6では年間100万円かかる。夏期講習、直前講習を含めるともっとかかることもあり。
ここで、少年サッカーと受験勉強の両立が問題になってきますね。
サッカーを続けるのか、やめて受験に専念するのか。
小学生がスポーツに打ち込むことに対しては、好意的に見られがちです。でも、小学生が勉強ばかりしていると、否定的な意見を言う人もいるでしょう。祖父母がそう言ってくるかもしれません。
でも、スポーツで食べていける人は、ほんの一握りです。小学校時代に勉強に打ち込んだからこそ、よい環境で勉強でき、レベルの高い大学への進学可能性も高まります。
どんなに頑張っても、サッカーで目が出ないなら、勉強にシフトするという選択もありだと思います。これまでサッカーでがんばってきたことは決して無駄にはなりません。少なくとも、サッカー経験のない子よりは上手です。男子の場合、高校、あるいは大学まで、体育の授業でサッカーはあります。社会人になっても、フットサルで活躍できるかもしれません。それに、サッカーを通して培ったチームワークの精神、上下関係も将来役立ちます。
何事にも、センスというものがあります。家ではたいして勉強をしていないのに、学校の成績が良い子がいます。特に教えたわけでもないのに、絵が上手な子もいます。その子の得意な部分を伸ばしてあげるのも、親の役目だと思います。