サッカーでの体格差

今日は、少年サッカーを見ていて感じたことを書きます。
今日のサッカー練習では、体格差を考えさせられました。
 
まず、練習メニューを紹介します。小学校1年生の練習メニューです。
 
①マーカーをセットして、ジグザグドリブル、切り返しを足裏で。
②コーチと正対。まず、コーチにパス、リターンを受けて、コーチを抜いてシュート。コーチはゆるくチャージする。これは試合を想定していて実践的でした。
③一対一、最初はドリブルと切り返しを使ってシュートまで。
これを三回やった。
④次に、ショルダーチャージありの一対一。ここで、体格差がある組み合わせが発生し、大きい子と当たった小さい子が吹っ飛ばされました。本当にきれいに吹っ飛ばされていましたね。まるで、昔の日本人選手が外国人選手にタックルしようとして逆に吹っ飛ばされているような感じでした。
 
サッカーは、体格による有利不利が少ないスポーツだと言われています。身長が低くても、敏捷性や判断力が優れていれば、高身長の選手に競り合って勝てることもあります。あのマラドーナは、フランスのジダンについて、「彼がもう少し身長が低ければスーパースターになれただろう」と言っています。勿論、身長が高いと有利な点もあります。ゴール前のヘディングの競り合いには絶対的に有利ですし、足のリーチも長いので、遠くのボールでも届きます。
 
いずれにしても、自分の体格にあった強み、技を磨き、不利な点を補強していくことが大事ですね。
 
敏捷性(アジリティ)は、先天性の要素もあるのですが、トレーニングによって高めることができます。一人でできるトレーニングとしては、「反復横跳び」です。反復横跳びをするとき、回数も大事ですが、確実にラインをまたぐことも大事です。毎日やっていると、少しずつ回数が増えてきます。また、最初から全力でやるのではなく、まずゆっくりとやってみて、体全体の動きを確認してください。無駄な動きがないかどうか。もし無駄な動きがあるようだったら修正します。体全体の動きをしっかりとイメージできたら、少しずつスピードを速めていきます。こうすることで敏捷性が高まっていきます。